OTQの東西南北!

あれもこれも!欲張りブログ!

【特徴抽出(feature extraction)】

【特徴抽出】(とくちょうちゅうしゅつ/feature extraction) 図形の面積や周囲長など主に形状に関する特徴量を求める処理のこと。 画像内の図形(対象物)の計測やパターン認識を行うためには、その図形の形状に関する特徴を抽出する必要があります。

【同軸照明(coaxial lighting)】

【同軸照明】(どうじくしようめい/coaxial lighting) 対象物に照射される照明の光軸と、それを観測するカメラの光軸とを一致させて、表面からの反射光を観測する照明方式で、ハーフミラーなどを用いて行います。

【同期信号(synchronizing signal)】

【同期信号】(どうきしんごう/synchronizing signal) 観測系のカメラから入力した映像信号の各画面ごとの信号開始位置は、画像処理系で認識しなければなりません。 そのためカメラから入力した映像信号の開始タイミングと画像処理系の処理開始タイミング…

【動画像処理(motion picture analysis)】

【動画像処理】(どうがぞうしょり/motion picture analysis) 時間間隔をおいて順次撮像された動画から物体の動きや構造などの情報を解析すること。 移動物体を発見るしたり、その動きのパターンを求めるとき、時間的に連続して撮られた画像を解析する必要…

【透過照明(transmitted lighting)】

【透過照明】(とうかしょうめい/transmitted lighting) 対象物の背後から照明を与え、対象物からの透過光、または対象物の影を観測する照明方式。

【テンプレート(template)】

【テンプレート】(てんぷれーと/template) サーチやパターンマッチングにおける同類判定用の教示データ画像のこと。 サーチでは検索対象のパターンそのものまたは基準となる代表的なパターンを、パターンマッチングでは検査対象となる製品や文字の良品画…

【走査方式(scanning stadard)】

【走査方式】(そうさほうしき/scanning stadard) 画像処理に使用されるカメラは通常撮像素子上に結像した画像を画面の左上から水平方向に走査し順次、映像信号として出力します。 画面の右端まで走査すると、次の行の先頭まで戻る期間(水平帰線期間)を…

【鮮鋭化処理(sharpening)】

【鮮鋭化処理】(せんえいかしょり/sharpening) 画像をより鮮明に変換する処理のこと。 ぼけて不鮮明な画像をシャープな画像に変換する処理のことです。 人間の目視による検査などが⾏いやすい画像を作るための処理としてしばしば用いられます。基本的には…

【水平分解能(horizontal resolution)】

【水平分解能】(すいへいぶんかいのう/horizontal resolution) 1画面の水平方向の画素数。 画像処理糸における分解能は、1画像の画像処理対象サイズとして画素を単位として表します。

【水平同期信号(horizontal synchronizing signal)】

【水平同期信号】(すいへいどうきしんごう/horizontal synchronizing signal) 画面の各行の開始を示す信号。 映像信号の各水平帰線期間中に、被写体の輝度情報を表す輝度信号と反対極性のパルス信号で映像信号に挿入されています。

【垂直分解能(vertical resolution)】

【垂直分解能】(すいちょくぶんかいのう/vertical resolution) 1両面の垂直方向の両素数。 画像処理系における分解能は、1画像の画像処理対象サイズとして画素を単位として表します。

【垂直同期信号(vertical synchronizing signal)】

【垂直同期信号】(すいちょくどうきしんごう/vertical synchronizing signal) フレームまたは各フィールドの開始を示す信号。 映像信号の垂直帰線期間中に、被写体の輝度情報を表す輝度信号と反対極性のパルス信号で映像信号に挿入されています。

【処理領域(region of interest)】

【処理領域】(しょりりょういき/region of interest) 画像内で処理対象となる区分された領域のこと。 画像を使っていろいろな検査、たとえば良品と不良品の判定を行う場合、一般的には画像全体に対し、良品と不良品との判断をするために最適な領域を区分…

【収縮・膨張処理(erosion/dilation)】

【収縮・膨張処理】(しゅうしゅく・ぼうちょうしょり/erosion/dilation) 図形を縮める処理を収縮処理、膨らませる処理を膨張処理といいます。 収縮処理の基本は、与えられた図形成分の境界にある画素の値をすべて背景成分の画素の値に変換して1画素分縮め…

【仕分け(classification)】

【仕分け】(しわけ/classification) 大きさ、形状、色などの情報から対象物を分類する処理のこと。 大きき、形状、色などの画像情報から対象物を分類する画像処理方法をいいます。この方法が使用される例として、青果物、魚などの仕分けなどがあります。

【算術演算(arithmetic operation)】

【算術演算】(さんじゅつえんざん/arithmetic operation) 主に濃淡画像に対して用いられる算術の規則に従う演算のこと。 通常・四則演算と同義ですが、平均化など四則演算を組み合わせて⾏う処理や、最⼤値・最小値を求める比較演算などを含めることもあ…

【散乱光源(scattering light source)】

【散乱光源】(さんらんこうげん/scattering light source) 産業で使用する散乱光源は、光源照射対象に対して、おのおのの点に対して、あらゆる方向からの光束を照射できる機能を有するもので、その結果、ハイライト部分をもたない、あるいは、多少の検出…

【しきい値(threshold)】

【しきい値】(しきいち/threshold) 濃淡画像の各画素を2値(0と1)に変換するときの境界となる値のこと。 一般的には、画像の階調を変換する場合の変換の境界値をしきい値と呼びますが、ほとんどの場合、濃淡画像を2値化する際の境界基準値と言う意味で使…

【スマートセンサー(Smart Sensor)】

【スマートセンサー】(すまーとせんさー/Smart Sensor) イメージセンサーチップ上に処理回路をもつもので、A/D変換のみの機能で終了せずに、何らかの結果までの処理機能を有するもの。

【シェーディング補正(shading compensation)】

【シェーディング補正】(しぇーでぃんぐほせい/shading compensation) シェーディング補正を行う際の基本的要件として、視野角の有無があるかどうかを確認することが第1義的な条件となります。 視野角がある場合が殆どであることは承知でこの言葉から始め…

【サブピクセル(subpixel)】

【サブピクセル】(さぶぴくせる/subpixel) 画素をさらに細分化したときの呼び方。 対象物の境界や位置を求める時、それらの検出(もしくは計測)精度は、2値化処理後の画像では、1画素となりますが、対象物の境界近傍の輝度勾配を利用することにより1画素…

【サーチ(search)】

【サーチ】(さーち/search) 教示データのパターンと同類のものを、画像内で探す処理のこと。 サ⼀チは、主に機構系の制御のため、対象物の画像内における位置を求めたり象物内の特定のマークの位置を検出したりする位置決めに使われます。

【3次元計測(three-dimensional measurement)】

【3次元計測】(さんじげんけいそく/three-dimensional measurement) 対象物体の奥⾏き情報を含めた3次元的な位置と、姿勢およびその形状を計測すること。 3次元計測のために画像処理の分野で用いられる3次元情報の検出方法は、三角測量原理や投射する波動…

【光源(light source)】

【光源】(こうげん/light source) 電気的またはその他のエネルギーを変換して光を発生する機能をもつもの。画像処理システムによく用いられる光源としては、つぎのような種類があります。

【空間フィルタ(spatial filtering)】

【空間フィルタ】(くうかんふぃるた/spatial filtering) 中心画素とその周辺画素の輝度に重み付けを行い、積和演算または非線形演算によって求めた値をその中心画素の値とする処理のこと。 画像に含まれる雑音の低減や線・エッジの強調・検出などを行う場…

【疑似カラー(pseudo-color)】

【疑似カラー】(ぎじからー/pseudo-color) 輝度ごとに任意色を配色したカラー表現。 白黒の濃淡画像では微妙な輝度の違いが目視ではわかりずらいので、画像の輝度に色を対応させることにより微妙な輝度の違いを明確化できるのが疑似カラーです。

【輝度(brightness)】

【輝度】(きど/brightness) 画素の明るさのこと。 照明の分野では、輝度は物体の輝度として、観測方向に垂直な単位面積当たりの明るさで定義されますが、画像処理システムでは、濃淡画像における画素の明るさのことをいいます。

【輝度ムラ(umiformity)】

【輝度ムラ】(きどむら/umiformity) 輝度ムラとは、輝度データの偏差率を指す場合と、見た目での均⼀性がない場合を指す場合との2通りがあるが、過去では、データの偏差率を言っていた。 近年になって、液晶のムラ率として見た目での均⼀性から変化がある…

【拡散照明(diffused lighting)】

【拡散照明】(かくさんしょうめい/diffused lighting) 対象物への光の照射方向をランダムにした照明⽅式で、拡散板などを利用して行います。 下図に拡散照明の概念図を示します。拡散光を得るには、積分球を用いることもありますが、⼀般には乳白色のアク…

【外部同期方式(external synchronization)】

【外部同期方式】(がいぶどうきほうしき/external synchronization) 画像処理系で生成されたタイミング信号(同期信号)を使ってカメラを同期させ、映像信号を出力させる方式です。