OTQの東西南北!

あれもこれも!欲張りブログ!

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【歪曲収差(Distortion)】

【歪曲収差】(わいきょくしゅうさ/Distortion) 平面の物体の像面がわん曲する収差のこと。糸巻型、樽型、陣笠型タイプの3種類がある。

【論理演算(logical operation)】

【論理演算】(ろんりえんざん/logical operation) ブール代数の規則に従う(あるいは、論理和、論理積、排他的論理和、否定などによる)演算で、主に2値画像に対する画像間演算や、良否判定条件の組み合わせによる総合判定に用いられる。

【論理フィルタ(logical filter)】

【論理フィルタ】(ろんりふぃるた/logical filter) 2値画像において、中心画素とその周辺画素の値に0か1の2値の重み付けを行って、主に論理演算で求めた値、あるいはこれら画素値のパターンに対応してあらかじめテーブル式に定められた値をその中心画素の…

【輪郭追跡(border following)】

【輪郭追跡】(りんかくついせき/border following) 図形の境界がつくる閉曲線を摘出する処理のこと。 輪郭追跡では、通常、図形の境界がつくる閉曲線上の隣接する画素間の方向の情報(チェーン・コード)を閉曲線全体にわたって抽出し、その情報を図形成…

【ラベリング(labeling)】

【ラベリング】(らべりんぐ/labeling) 2値画像の連結成分(connected component)ごとに異なったラベル(番号)をつける処理のこと。

【ラインセンサ(line sensor)】

【ラインセンサ】(らいんせんさ/line sensor) 対象物の光学像を横断するある直線上の光信号を、電気信号に変換する装置のこと。 縮小光学系を用いて結像画像を読み取る縮小型センサと、1対1の光学系を用いて等倍の結像を読み取る密着型センサとがあります…

【文字認識(optical character recognition)】

【文字認識】(もじにんしき/optical character recognition) 未知の文字を登録された文字のいずれであるかを判定する処理のこと。 画像入力された文字を2値化処理し、文字切り出しを行い、正規化し、特徴抽出した後登録している文字と⽐較して、対応する…

【文字照合(optical character verification)】

【文字照合】(もじしょうごう/optical character verification) 入力された既知の文字が登録された文字と同じであることを調べる処理のことです。 画像入力された文字を2値化処理し、文字切り出しを行い、正規化し、特徴抽出した後あらかじめ登録されてい…

【文字検査(optical character inspection)】

【文字検査】(もじけんさ/optical character inspection) 文字の品質が規定の規格を満たしているか否かを判定する処理のこと。 画像入力された文字を2値化処理し、文字切り出しを行い、正規化し、特徴抽出した後あらかじめ定めてある規格を満たしているか…

【モフォロジー処理(morphological operation)】

【モフォロジー処理】(もふぉろじーしょり/morphological operation) 画像をいくつかの⽅向に画素単位でずらした画像群と、もとの画像との画像間演算によって、図形を変形する処理のこと。

【マスク(mask)】

【マスク】(ますく/mask) 検査対象の形状に即した任意形状の処理領域またはそれを記憶させた参照用の画像のこと。 画像処理で良否判定などの検査を行う場合、処理領域として通常矩形、時には円形などの⽐較的生成しやすい形状の領域が用いられます。

【平滑化処理(smoothing)】

【平滑化処理】(へいかつかしょり/smoothing) 画像の雑⾳を制御・除去する処理のこと。 画像処理装置における画像には、雑音、すなわち処理の目的からみて有意な情報をもたないか、処理に有害となるランダムな細かい変動成分が含まれることがあります。

【分解能(resolution)】

【分解能】(ぶんかいのう/resolution) 画像処理系における分解能は、1枚の画像の画像処理の対象サイズとして画素を単位として表されます。 たとえば、水平512画素×垂直480画素(または、横512画素×縦480画素)として表現されます。この値は、画像処理系に…

【表示(visualize)】

【表示】(ひょうじ/visualize) 表示は、入力画像や処理画像を人間が目で⾒えるように、あるいは理解できるようにモニタTV画⾯やそれに類する装置へ表示するのが一般的です。

【比視感度補正(Spectral luminous efficiency revision)】

【比視感度補正】(ひしかんどほせい/Spectral luminous efficiency revision) 現在のCCDは、青に対する感度が異常に高いためにこの補正が必要である。 しかし、計測を目的とする場合に単⼀色温度の光源照射をしても状況により色温度が変化する場合も発生…

【反射照明(reflective lighting)】

【反射照明】(はんしゃしょうめい/reflective lighting) 対象物の表面に光を照射し、表面からの反射光を観測する照明方式。 下図に反射照明の概念図を示します。 対象物の外観形状の計測や、表面上の欠陥を検出する際などに用いられます。

【フレーム(frame)】

【フレーム】(ふれーむ/frame) 画面情報の単位のこと。 1画面分の画像情報を1フレームといいます。1フレームは1つまたは2つのフィールドで構成されています。

【フィールド(field)】

【フィールド】(ふぃーるど/field) フレームを構成する単位のこと。 2:1インタレス方式では奇数行情報の奇数フィールドと偶数行情報の偶数フィールドがあります。

【ひずみ補正(correction of geometrical distortion)】

【ひずみ補正】(ひずみほせい/correction of geometrical distortion) 光学像の幾何学的ひずみを補正する処理のこと。 画像処理によって、対象物の形状に関する情報を正しく抽出するためには、画像中の形のひずみを取り除くためのひずみ補正が必要な場合…

【ヒストグラム(histogram)】

【ヒストグラム】(ひすとぐらむ/histogram) 濃淡画像において、輝度とその出現度数を表したグラフのこと。 濃淡画像において、その階調が256である場合、対象領域のヒストグラムは、横軸に輝度(0~255)をとり、縦軸に各輝度の出現度数を求めることによ…

【パターンマッチング(pattern matching)】

【パターンマッチング】(ぱたーんまっちんぐ/pattern matching) 2つのパターンを比較し、両者が同類であるかどうかを調べること。 検査対象となる製品や文字の良品画像を教示データ(モデル、辞書とよばれています)として記憶しておき、検査対象の未知パ…

【バス(bus)】

【バス(bus)】(ばす/bus) 画像処理装置を構成する複数の装置間を接続する共通の信号路のこと。 もともとはコンピュータにおいて、CPU、メモリ、周辺装置を接続する共通の信号路をさす言葉ですが、画像処理装置間の画像、信号を伝達する信号路にも用いて…

【濃淡処理(gray scale processing)】

【濃淡処理】(のうたんしょり/gray scale processing) 濃淡画像に対する画像処理のこと。 濃淡画像に対する画像処理のことですが、処理内容としては、画像に含まれている雑音の低減、画像を見やすくするための強調、画像のキメを調べるためのテクスチャ解…

【濃淡画像(gray image)】

【濃淡画像】(のうたんがぞう/gray image) 多階調で表現された画像のこと。 通常は、白黒の濃淡を有する画像を濃淡画像と呼びますが、カラー画像でも各色成分ごとに処理する場合には、それぞれの画像は単色の濃淡画像として取り扱われます。

【内部同期方式(internal synchronization)】

【内部同期方式】(ないぶどうきほうしき/internal synchronization) カメラ内部で生成されたタイミング信号(同期信号)を使って画像処理系の処理タイミングを同期させる方式です。

【ニューラルネットワーク(neural network)】

【ニューラルネットワーク】(にゅーらるねっとわーく/neural network) 脳の神経回路網の仕組みを模擬した処理手法のこと。 ニューラルネットワークは、多数の信号処理を行なう神経細胞(ニューロン)のモデル(ユニット)から成り、それらのユニット間を…

【2値画像(binary image)】

【2値画像】(にちがぞう/binary image) 各画素の値が2値(0と1、白と黒)で構成される画像のことです。 通常、2値画像では、注目する対象領域を1(白)に、その他の背景領域を0(黒)に割当て(白、黒の設定は逆の場合もあります)、対象領域の計測や特徴…

【2値化処理(binarization)】

【2値化処理】(にちかしょり/binarization) 濃淡画像を2値画像に変換する処理のこと。 画像中の対象領域を切り出し、対象領域を1に、その他の背景領域を0とする2値画像に変換するための処理を2値化または2値化処理と呼びます。

【特徴抽出(feature extraction)】

【特徴抽出】(とくちょうちゅうしゅつ/feature extraction) 図形の面積や周囲長など主に形状に関する特徴量を求める処理のこと。 画像内の図形(対象物)の計測やパターン認識を行うためには、その図形の形状に関する特徴を抽出する必要があります。

【同軸照明(coaxial lighting)】

【同軸照明】(どうじくしようめい/coaxial lighting) 対象物に照射される照明の光軸と、それを観測するカメラの光軸とを一致させて、表面からの反射光を観測する照明方式で、ハーフミラーなどを用いて行います。