【反射照明】(はんしゃしょうめい/reflective lighting)
対象物の表面に光を照射し、表面からの反射光を観測する照明方式。
下図に反射照明の概念図を示します。
対象物の外観形状の計測や、表面上の欠陥を検出する際などに用いられます。
対象物表面や傷、付着異物などの光学的反射特性により、照明の入射角度、カメラの観測(受光)角度を設定します。
たとえば、対象物が鏡面性の物体の場合、斜めから照明を入射し、法線上にカメラの光軸を置き、傷や異物をその散乱光で検出します。
これに対し、完全拡散反射面に近い特性をもつ対象物では、照明と反対側の斜め方向で受光することもあります。