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【3次元計測(three-dimensional measurement)】

【3次元計測】(さんじげんけいそく/three-dimensional measurement)

対象物体の奥⾏き情報を含めた3次元的な位置と、姿勢およびその形状を計測すること。

3次元計測のために画像処理の分野で用いられる3次元情報の検出方法は、三角測量原理や投射する波動が対象物で反射して戻ってくるまでの時間を計る時間計測による手法などがよく知られ、受動的な方法と能動的な方法に大別されます。

下表にそれぞれの代表的方法を示します。

three-dimensional measurement

能動的方法は、対象物体に光を投射してその反射光を検出するもので、CADの3次元入力手段として適しています。

受動的方法は、投光光源をもたない3次元入力手段として期待されています。

3次元計測は、当初、生産⼯程の組み⽴てや検査の自動化、3次元物体のCAD/CAMの形状入力および移動ロボットの環境認識の視覚センサとして開発が進められてきました。

その後、医療やアパレルなどの分野では、人体の体型の計測など人間感覚計測・評価にも応用されつつあります。

最近では、ヒューマンインタフェイスやバーチャルリアリティの視覚体感の手段として3次元計測に大きな期待がかけられています。