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画像処理【か行】

【光源(light source)】

【光源】(こうげん/light source) 電気的またはその他のエネルギーを変換して光を発生する機能をもつもの。画像処理システムによく用いられる光源としては、つぎのような種類があります。

【空間フィルタ(spatial filtering)】

【空間フィルタ】(くうかんふぃるた/spatial filtering) 中心画素とその周辺画素の輝度に重み付けを行い、積和演算または非線形演算によって求めた値をその中心画素の値とする処理のこと。 画像に含まれる雑音の低減や線・エッジの強調・検出などを行う場…

【疑似カラー(pseudo-color)】

【疑似カラー】(ぎじからー/pseudo-color) 輝度ごとに任意色を配色したカラー表現。 白黒の濃淡画像では微妙な輝度の違いが目視ではわかりずらいので、画像の輝度に色を対応させることにより微妙な輝度の違いを明確化できるのが疑似カラーです。

【輝度(brightness)】

【輝度】(きど/brightness) 画素の明るさのこと。 照明の分野では、輝度は物体の輝度として、観測方向に垂直な単位面積当たりの明るさで定義されますが、画像処理システムでは、濃淡画像における画素の明るさのことをいいます。

【輝度ムラ(umiformity)】

【輝度ムラ】(きどむら/umiformity) 輝度ムラとは、輝度データの偏差率を指す場合と、見た目での均⼀性がない場合を指す場合との2通りがあるが、過去では、データの偏差率を言っていた。 近年になって、液晶のムラ率として見た目での均⼀性から変化がある…

【拡散照明(diffused lighting)】

【拡散照明】(かくさんしょうめい/diffused lighting) 対象物への光の照射方向をランダムにした照明⽅式で、拡散板などを利用して行います。 下図に拡散照明の概念図を示します。拡散光を得るには、積分球を用いることもありますが、⼀般には乳白色のアク…

【外部同期方式(external synchronization)】

【外部同期方式】(がいぶどうきほうしき/external synchronization) 画像処理系で生成されたタイミング信号(同期信号)を使ってカメラを同期させ、映像信号を出力させる方式です。

【外観検査(visual inspection)】

【外観検査】(がいかんけんさ/visual inspection) 対象物の外見上の欠陥を抽出する処理のこと。 人が目で検査する作業を画像処理により自動化することです。検査項目としては種々の製品のキズ、異物の混入、パターン不良の検査などがあります。

【階調(gray leve1)】

【階調】(かいちょう/gray leve1) デジタル画像で、各画素の濃淡の程度を表す数値のこと。 通常のエリアセンサから画像入力を行う場合、各画素の明るさは、白黒入力では8ビット(256階調)、R、G、B(赤、緑、青)カラー入力では各成分が8ビットでA/D変換…

【画像処理ボード(image processing board)】

【画像処理ボード】(がぞうしょりぼーど/image processing board) ボード型の画像処理装置のこと。 画像処理プロセッサやDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)などの⾼速なプロセッサ、大容量の画像メモリ、それらをつなぐ高速なバスによって基本的な画…

【画像処理プロセッサ(image processor)】

【画像処理プロセッサ】(がぞうしょりぷろせっさ/image processor) 画像処理を行うことを目的としたLSIのこと。 画像処理を行う⼀連の回路群を指す場合もありますが、LSIに注目すると、メーカが独自に開発した画像処理専⽤のASIC、DSP、並列形やデータフ…

【画像処理(image processing)】

【画像処理】(がぞうしょり/image processing) 画像情報に対して変換、認識、計測を行う手法のこと。 産業応用のための画像処理システムでは、いかにコントラストの高い画像を観測系で得て、画像処理装置に入力するかが特に重要であり、その後に選択され…

【画像形式(image form)】

【画像形式】(がぞうけいしき/image form) 画像メモリ上では映像情報が⼀定のデジタル形式でマッピングされています。また映像情報を通信で転送したり、あるいはファイルに保存したりする場合、転送時間の短縮やファイル容量の削減を目的に圧縮処理を施す…

【画像間演算(inter-frame operation)】

【画像間演算】(がぞうかんえんざん/inter-frame operation) 2つの画像の対応する同じ位置の画素の値に対して何らかの演算が施され、その結果も2つの画像のいずれかまたは第3の画像の同じ位置の画素の値とする処理のこと。 通常、濃淡画像の画像間演算で…

【画像圧縮(image compression)】

【画像圧縮】(がぞうあっしゅく/image compression) 画像を保管または伝送するために、画像内の必要な情報を保持したままデータ量を削減すること。 画像のデータ量は、文書データに比べると非常に多く、その保管や伝送の際にネックとなるので、元の画像の…

【画像メモリ(image memory)】

【画像メモリ】(がぞうめもり/image memory) 画像処理を⾏うために映像情報を記憶する記憶媒体のこと。 画像処理の分野では、画像処理を行うために画像などの映像情報を記憶する記憶媒体を画像メモリと呼称して区別しています。 通常記憶媒体としては書き…

【画像(image)】

【画像(image)】(がぞう/image) 可視化された2次元の情報もしくはその情報を表示したもので、画像を構成する各画素は、濃淡や⾊あるいはその他の特徴のデジタル量として表現されます。 画像は、その表示色の種類と階調により、2値画像、濃淡画像、カラ…

【画素間演算(pixel to pixel operation)】

【画素間演算】(がそかんえんざん/pixel to pixel operation) 1つの画素の状態を調べるために、基準となる画素との間で行う演算のこと。 画像処理における画素と画素との間の演算は、すべての画像処理の基本となる演算ですが、特に画素間演算と呼ばれるの…

【画素(pixel)】

【画素】(がそ/pixel) 画像を構成する最小要素のこと。 画像は、多数の画素の規則的な集まりです。1枚の画像の大きさを表すときには、たとえば、横512画素×縦480画素のように表現します。 また、CCDなど固体撮像素⼦のスペック表示では、有効画素数の概数…