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【輝度ムラ(umiformity)】

【輝度ムラ】(きどむら/umiformity)

輝度ムラとは、輝度データの偏差率を指す場合と、見た目での均⼀性がない場合を指す場合との2通りがあるが、過去では、データの偏差率を言っていた。

近年になって、液晶のムラ率として見た目での均⼀性から変化がある状態のデータを指すようになってきた。

この変化がある状態は、基本位置関係が同⼀距離にある近隣の画素の状態、あるいは、レベルとの相関比としてとらえるのか、あるいは、同⼀寸法におけるブロックの量と引力比の相関比でとらえるのかの方式に分別される途上にある。

輝度ムラについて、特段の要求がないことが問題であり、ムラ率という抽象的な単位ではなく、これは人間の感性に対応するものであるから、感覚的単位を導入する必要がある。

ただし、画像機器においてこれを取り上げることは人間の感ずるものと同等とはならないことから至難の技といえる。

特に、単眼での対応と、また、人間のように経験から校正された補正データをもたない機械であるところから類似以上にはなりにくいものである。

その最たる理由は、人間の感性における均⼀条件を対象とすることが目的であり、ましてや、機械的にも均⼀条件を満足していない状態で光束を扱うのだから、その結果は困難を極めるものとなる。

輝度ムラの発生は、必ずしも輝度値変化のみで発生するものではなく、シェーディング補正等によっても発生する。

均⼀光源である筈が、均⼀でない場合、あるいは、拡散光源による高周波成分の補正によるムラ、あるいは、CCFLの特性による偏差発生の処理によるもの等も微弱値といいながらもその対象となる。