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【動画像処理(motion picture analysis)】

【動画像処理】(どうがぞうしょり/motion picture analysis)

時間間隔をおいて順次撮像された動画から物体の動きや構造などの情報を解析すること。

移動物体を発見るしたり、その動きのパターンを求めるとき、時間的に連続して撮られた画像を解析する必要があります。

このように連続して撮られた画像を解析することを従来の静止画像を処理する手法と対比して動画像処理といいます。

動画像処理の目的は、主に移動物体の抽出、運動認識と追跡ですが、動画像をもとにした3次元環境の認識や、動画像を保存、あるいは伝送するためのデータ圧縮への適⽤も可能です。

動画像処理の基本は、連続する画像間で動いている部分を推定し、それらをもとに一連の画像中で、対象とする物体を追跡しその運動を計測することです。

動画像処理の応⽤例として、気象などでは衛星写真による雲の動きの測定、医学・生物学などでは心臓の動きや微生物の運動パターンの解析、さらには交通量調査や走行車両からのナンバープレートの抽出・認識などがあります。