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YAHOO!トピックス欄の見出し文字数が13文字の理由!

皆さんは、ネット検索する際、Yahoo! 、Google、Bingなど、どの検索サイトを使用していますか?

日本では、パソコンで検索する場合、昔からYahoo!を利用する人が多く、いまでも変わらずシェアは1位のようです。

ちなみに、スマホではデフォルトの検索エンジンがGoogleということもあり、Googleがシェア1位です。

そんな多くの方が利用するYahoo!ですが、Yahooのトップページに出てくる「ニュース」「経済」「エンタメ」といった欄にならんでいるトピックス記事の文字が『13文字』だと知っていましたか?

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見出し文字は13文字と制限されている

Yahooには毎日様々メディアがニュースを提供しており、その数およそ1日約3,500記事以上もあるそうです。

そして、その約3,500記事の中から選び抜かれた、約70の記事がトップページの「ニュース」や「経済」、「エンタメ」といった欄に掲載されます。

そして、その「ニュース」「経済」「エンタメ」といった欄にならんでいる様々なトピックス記事の見出しの文字数は“13文字まで”と決まっているのです。

「もう少しタイトルを長くした方が、内容がわかっていいのに」と思うところですが、なぜYahooでは“13文字まで”という字数制限を行っているのでしょうか?

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「認知心理学」を活用して文字数を決定してた!

Yahooでは、文字数を決めるにあたり、「認知心理学」とういものを活用してこの13字という文字数に設定していたのです。

認知心理学とは、その名が示す通り、情報処理の観点から生体の認知活動を研究する学問のことです。

この認知心理学でのリサーチによると、人がひと目で認識・理解できる文字数は13文字までが限界だということです。

人は、何かを見るときや何かを見たいという場所では視線の動き止まります。この際、一瞬で読み取ることが可能な文字数は3~4文字程度です。そして、1秒につき3~4回ほどとらえることができるため、ひと目で認識・理解できる文字数が13文字程度ということのようです。

実は、サービスを開始した頃、Yahooはこの文字数を11文字と制限していましたが、やはり、見出しを付けるのが難しいということで、現在の13文字に増やし今に至っています。

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まとめ

「認知心理学」の研究によって出てきた「13文字」って、実生活でも使えそうですね!

プレゼンの見出しやブログのタイトルなど、伝えたいことを素早くアピールする際には、13という文字数を念頭に入れて考えてみるといいかもしれません。

確かに、ゴチャゴチャと言葉が長いと、伝えたいことがぼやけてしまいますからね。