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2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【画像処理ボード(image processing board)】

【画像処理ボード】(がぞうしょりぼーど/image processing board) ボード型の画像処理装置のこと。 画像処理プロセッサやDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)などの⾼速なプロセッサ、大容量の画像メモリ、それらをつなぐ高速なバスによって基本的な画…

【画像処理プロセッサ(image processor)】

【画像処理プロセッサ】(がぞうしょりぷろせっさ/image processor) 画像処理を行うことを目的としたLSIのこと。 画像処理を行う⼀連の回路群を指す場合もありますが、LSIに注目すると、メーカが独自に開発した画像処理専⽤のASIC、DSP、並列形やデータフ…

【画像処理(image processing)】

【画像処理】(がぞうしょり/image processing) 画像情報に対して変換、認識、計測を行う手法のこと。 産業応用のための画像処理システムでは、いかにコントラストの高い画像を観測系で得て、画像処理装置に入力するかが特に重要であり、その後に選択され…

【画像形式(image form)】

【画像形式】(がぞうけいしき/image form) 画像メモリ上では映像情報が⼀定のデジタル形式でマッピングされています。また映像情報を通信で転送したり、あるいはファイルに保存したりする場合、転送時間の短縮やファイル容量の削減を目的に圧縮処理を施す…

【画像間演算(inter-frame operation)】

【画像間演算】(がぞうかんえんざん/inter-frame operation) 2つの画像の対応する同じ位置の画素の値に対して何らかの演算が施され、その結果も2つの画像のいずれかまたは第3の画像の同じ位置の画素の値とする処理のこと。 通常、濃淡画像の画像間演算で…

【画像圧縮(image compression)】

【画像圧縮】(がぞうあっしゅく/image compression) 画像を保管または伝送するために、画像内の必要な情報を保持したままデータ量を削減すること。 画像のデータ量は、文書データに比べると非常に多く、その保管や伝送の際にネックとなるので、元の画像の…

【画像メモリ(image memory)】

【画像メモリ】(がぞうめもり/image memory) 画像処理を⾏うために映像情報を記憶する記憶媒体のこと。 画像処理の分野では、画像処理を行うために画像などの映像情報を記憶する記憶媒体を画像メモリと呼称して区別しています。 通常記憶媒体としては書き…

【画像(image)】

【画像(image)】(がぞう/image) 可視化された2次元の情報もしくはその情報を表示したもので、画像を構成する各画素は、濃淡や⾊あるいはその他の特徴のデジタル量として表現されます。 画像は、その表示色の種類と階調により、2値画像、濃淡画像、カラ…

【画素間演算(pixel to pixel operation)】

【画素間演算】(がそかんえんざん/pixel to pixel operation) 1つの画素の状態を調べるために、基準となる画素との間で行う演算のこと。 画像処理における画素と画素との間の演算は、すべての画像処理の基本となる演算ですが、特に画素間演算と呼ばれるの…

【画素(pixel)】

【画素】(がそ/pixel) 画像を構成する最小要素のこと。 画像は、多数の画素の規則的な集まりです。1枚の画像の大きさを表すときには、たとえば、横512画素×縦480画素のように表現します。 また、CCDなど固体撮像素⼦のスペック表示では、有効画素数の概数…

【色判別処理(color classification)】

【色判別処理】(いろはんべつしょり/color classification) カラー画像において、色の違いによる対象物の分類や良否判定などを行うこと。 あらかじめ教示すデータとして複数の色が与えられ、各色に対応する対象物(画素領域)を求める手法は、色抽出処理…

【色抽出処理(color extraction)】

【色抽出処理】(いろちゅうしゅつしょり/color extraction) カラー画像において目的とする色の領域を抜き出すこと。 モノクロ濃淡画像において、2値化によって目的とする領域を切り出す処理に対応するのが、カラ⼀画像における色抽出処理です。 抽出方法…

【色収差(Chromatic Aberration)】

【色収差】(いろしゅうさ/Chromatic Aberration) 光学系で物体を結像させるとき、光の波長によって像の結像位置および倍率が異なる収差のこと。 光軸上での違いを軸上色収差、倍率の違いを倍率色収差という。

【映像表示プレーン(image plane)】

【映像表示プレーン】(えいぞうひょうじぷれーん/image plane) 画像をモニタTVに表⽰するための画像メモリ。 画像処理装置では、映像取り込みに適したメモリであるビデオメモリ(構造はDRAM)を搭載し、そのメモリ上で画像入力および画像処理を行います。…

【映像信号(video signal)】

【映像信号】(えいぞうしんごう/video signal) 画像処理系に入力され、画像処理の対象となる、カメラなどで撮像された被写体の光学的情報を含んだ信号のこと。 映像信号には、大きく分けて白黒映像信号と、カラー映像信号の2種類があります。白黒映像信号…

【位置決め(positioning)】

【位置決め】(いちぎめ/positioning) 対象物の位置、傾きを算出する処理のこと。 画像の中にある対象物を意図する状態にするために行う画像処理方法のことで、1例として挙げると対象物の位置や傾きの情報を得ることにより、ロボットが対象物を掴んだりす…

【オーバーレイプレーン(overlay plane)】

【オーバーレイプレーン】(おーばーれいぷれーん/overlay plane) 映像上に線画や文字をオーバーラップ表示するための画像メモリ。 処理結果の項目名称や数値は、人間が目視でも確認できるようにモニタTVに文字で表示することができます。また、領域設定に…

【エリアセンサ(area sensor)】

【エリアセンサ】(えりあせんさ/area sensor) 対象物の光学像を電気的信号に変換し、2次元の画像として出力する装置のこと。 エリアセンサは、画像処理システムで最も多く使われるセンサで、CCD方式とMOS型方式があります。CCD方式のエリアセンサは、電荷…

【エッジ・線検出(edge and line detection)】

【エッジ・線検出】(えっじ・せんけんしゅつ/edge and line detection) 画像中の輝度が急激に変化する場所を検出する処理のこと。 エッジや線のみ浮き出させて線画的に表現された画像はその中の対象物の形状的な特徴をよく表すので、画像解析や画像計測を…

【アフィン変換(Affine transformation)】

【アフィン変換】(あふぃんへんかん/Affine transformation) 変換前の画像座極を{x、y}、変換後の画像座標を(u、v)としたときに、u=ax+by+c、V=dx+ey+fで示される座標変換式によっ て(x、y)の輝度を(u、v)の輝度で置き換える処理のことです。…

【アスペクト比(aspect ratio)】

【アスペクト比】(あすぺくとひ/aspect ratio) 両両の横と縦の⻑さの比。 テレビジョンの方式によりその比率は異なるが、日本では一般的なNTSC方式が標準で、4:3の比率をとっています。画像処理に使用されるカメラ(エリアセンサ)もほとんどがこの比率…

【NTSC方式(National Television System Committee)】

【NTSC方式】(えぬてぃえすしーほうしき/National Television System Committee) カラーテレビジョン映像信号の規格の1つ。 NTSC方式はNTSC(National Television System Committee)が提唱したカラーテレビの方式で、走査線525本、アスベクト比4:3、2:…

【LUT(look-up table)】

【LUT】(えるゆーてぃ/look-up table) 輝度変換を行うための入出力対応テーブルのこと。LUTは、Look up Table の略で、入力輝度に対する出力輝度の割当テーブルのことです。通常はLUTのテーブル容量(格納数)は階調分だけ存在します。