私は歴史が好きなので、よく歴史に関する本を読むですが、先日Amazonで本を物色していたところ、なにやら面白そうな本を発見しました。
その本のタイトルは『日本史は逆から学べ』です。
学校での日本史の勉強って、古代史から現代史へと学んでいきますよね!そのため、どうしても近代史が勉強不足になりがちだと思います。
私もどちらかというと近代史の方が知識が浅いです。
しかしこの本は、 近現代から過去に向かって、「どうしてそうなった?」という問いを重ねながら、因果関係をたどる1冊なのです。「なぜ?」「どうして?」を突き詰めることで、まるで推理小説を読むかのように日本史の流れが頭に入ります。
日本史の流れを近現代から古代史へと遡って解説
この本では、日本史の流れを次の4つに分け、「なぜ?」「どうして?」と過去へとさかのぼりながら学べます。
- 第一章 近現代~幕末
- 第二章 江戸時代~戦国時代末期
- 第三章 戦国時代~平安時代末期
- 第四章 平安時代~旧石器時代
「因果関係」で紐づいた構成
各章には10前後の項目があります。すべての項目は前後の内容と「因果関係」で結ばれているため、目次をざっと眺めるだけで日本史全体のあらすじが理解できる構成となっています。
充実したコラム!
歴史を立体的に理解するために重要な情報として、経済情勢や外交活動などが、各章末にコンパクトに解説されています!
日本史の指導方針が、従来の年号暗記から歴史的背景やその理由を考えさせるものに変わっている今こそ、本書で日本史を逆から学び直してもいいのではないでしょうか!
この1冊で日本史を一気に読み解くことができるので、大人だけでなく受験にもおすすめです!
【書籍情報】
- 書名:『日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる』
- 著者:河合 敦
- 定価:780円+税
- 出版社: 光文社