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<隅田川花火大会> 全国初、AIを用いてSNSの情報を警備に活用 !

隅田川花火大会実行委員会と、株式会社Specteeは、7月29日開催予定の「第40回 隅田川花火大会」にて、SNS上の膨大な投稿情報からAIを用いた画像解析技術および自然言語解析技術により、花火大会周辺の事故、トラブル、交通、気象などの情報をリアルタイムに抽出し、花火大会における警備に役立てる取り組みを行う。

花火大会は地域を代表するイベントとして多くの観衆を集め、各地で開催され人気があるが、短時間に極端に多くの人が集まるため交通渋滞や駅の混雑、喧嘩などの小競り合いやゴミの散乱など様々な問題が発生し、その警備にかかる費用は膨大なものとなっている。また昨今は、テロなどの大規模な事件が各国で発生するなど、ますます観客の安全を確保する取り組みは重要になっている。

この取り組みは、SNSに投稿される情報をリアルタイムに収集し報道機関向けに配信するサービス「Spectee」を展開している株式会社Specteeが、同社の技術を活用してイベント会場の警備に役立てる新しい取り組みを企画していたところ、警備員の目が届かない警備の隙間を埋める手段を模索していた隅田川花火大会実行委員会との目的が合致し、今回実現する運びとなった。

<実施イメージ図>

 

Specteeは、今回の取り組みを踏まえ、全国で行われる花火大会や音楽フェスなどの各種イベント、地方自治体の防災部門などへ提案を進めていく予定である。

また隅田川花火大会実行委員会では、今回の結果から得られるソーシャルメディアデータを用い、大会周辺における来訪者の人の流れや警備上の問題点の解析などへ活用する方法を模索し、より安全な大会運営に活かしていく予定。

第40回隅田川花火大会
開催日:7月29日(土)※荒天等の場合翌30日(日)に順延