先日、『Google Home Mini』を買いました!
Googleからは『Google home』と『Google Home Mini』が発売されていますが、音質が違うだけで、機能面はまったく同じということなので『Google Home Mini』を購入。
ちなみに、『Google Home』とは、音声操作のアシスタント機能をもついわゆるスマートスピーカー(AIスピーカー)と呼ばれるもので、話しかけるだけで、いろんなことに対応してくれます。
初めてのスマートスピーカーの購入なので、いろいろレビューしたいところですが、すでに多くのサイトでレビューされているので、利便性やメリットといった良いところなどは割愛します(笑)。
そこで、本ブログでは、実際に使ってみて「これができない」「ここはまだまだだなぁ」などといった、ちょっとマイナス面?にスポットを当てて紹介します。
これから『Google Home』を購入を考えている方は参考にしてみてください。
マイナス面のレビューも参考になるかもしれませんよ!
『Google Home Mini』外観
まずはざっと、パッケージや外観を紹介します。
『Google Home Mini』の音質
『Google Home』と『Google Home Mini』の違いは音質だけ。
『Google Home』にはスピーカーが3つ搭載されており、『Google Home Mini』は1つだけです。
スピーカーが1つだけだと音質が悪いのでは?と思われるかもしれませんが、安いスピーカーにありがちなシャカシャカした音ではありません。
私の印象では、そこそこいいんじゃない!といった感じです。
ただ、音質にこだわり良い音で音楽を聞きたい!という方には物足りなく感じると思います。
そんな方は『Google Home』をおすすめします。
『Google Home』これができない!あと一歩な点
ほとんど答えられない
定番の「今日の天気は?」や「今日のスケジュール」、また「◯◯分後にアラーム」といった多くのことができるGoogleアシスタント。
しかし、なんでもできるかと思いきや、正直、期待するほどこちらの問に答えてくれません。
ちょっとした知りたいことを聞いても「すみません。お役にたてません。」となってしまいます。
例えば、「紅葉のおすすめスポットは?」とか、読みたい書籍名タイトルなどを聞いても、「すみません。お役にたてません。」となります。
スマホであれば、関連するWebサイトのリストが表示され、次の情報を見に行けるのですが、音声だけのGoogleアシスタントでは、「すみません。お役にたてません。」で終わってしまうのが残念。
私の使用感では、こちらの問に対しての解答率は2~3割くらいといった感じ。
なんでも答えてくれる!と思っていては大間違い!
スマホでの検索と同じようには使えないとういことは知っておきましょう!
2つの以上の言葉を聞き分けれない
Google Homeでは、連続して2つ以上の言葉を聞き分けて対応することができません。
たとえば、「“◯◯の曲” を “ボリューム3” でかけて」と発すると、「すみません。お役にたてません。」となってしまいます。
まず、「OK Google、◯◯の曲をかけて」で曲をながし、もう一度「OK Google、ボリュームを下げて」といった具合に複数に分けて指示をしないといけません。
これは、今後のバージョンアップに期待です。
住所しか答えられない
たとえば、「近くのコンビニ」と聞くと、「◯Km以内に△△件あります。住所は◯◯町名◯◯番◯号です」と答えるだけ。
そこによほど長く住んでいる人でもない限り、住所だけでは場所がよくわかりません。
せめてスマートフォンに転送して地図アプリで開くなどしてくれるといいのですが、これからに期待でしょう。
起動の言葉を変えられない
Google Homeを使用するには、「OK Google」か「ねぇ、Google」と発するとGoogleアシスタントが起動し、音声を認識します。
この「OK Google」や「ねぇ、Google」が変えられないのが残念。
正直、私個人的には「OK Google」や「ねぇ、Google」は決して発音しやすい言葉ではないです。
もう少し愛着をもてるように「ねぇ、グーちゃん!」とか任意の言葉で起動できるといいなぁと思いました。
メールや電話ができない
音声だけの操作なので難しいかもしれませんが、音声でメールを送れたら便利だろうなぁと思います。
メッセージ送信ができないまでも、着信したメールを読み上げるや、届いたメールを通知してくれるだけでも、さらに便利になるのではないかと思いました。
また、電話もかけられません。
海外では電話も対応しているとのことなので、今後のバージョンアップに期待です。
うろ覚えの曲を再生するには不向き
「◯◯の曲を流して」と発すると、Google Play Musicをはじめとする、ストリーミング型の音楽サービスで曲を再生してくれます。
しかし、曲名やアーチスト名が思い出せないときって結構ありますよね。
そんなときは、記憶にある周辺から検索していって、曲をみつけられるスマホに軍配があがります。
でも、曲名やアーチスト名がわかっているピンポイントで曲を指定するときには、圧倒的に便利。
言葉を発する約2秒もあれば曲が再生されますから。
早送りができない
上記の音楽再生に関連しますが、曲を早送りができないのが残念。
どんな曲だったかなぁ?とうろ覚えの曲など、サビまで飛ばせないのがもどかしい。
「◯◯秒早送り」といった音声にも対応してくれると嬉しいですね。
ちなみに「次の曲」と言えばちゃんと次の曲へと飛んでくれます。
しかし、望んでいた曲にたどり着くまで、「OK Google、次の曲」、「OK Google、次の曲」とその都度話かける、これは結構面倒です。
これは意外と便利!
これまで、Google Homeのマイナス面ばかり書いてきましたが、実際に私が使ったなかで、これは便利だなぁという使い方を紹介します。
テレビのON/OFFが操作できる
Chromecastを接続していれば、テレビのON/OFFを言葉で操作できます。
朝、出かける前などテレビを付けながらバタバタ支度をし、いざ家を出る時になってテレビのリモコンがない!なんてことありませんか?
でも、「OK Google、テレビ消して」といえばテレビの電源をOFFにしてくれます。
普段の生活の中で、地味だけど便利な機能です。
アラーム機能
アラーム自体それほど大した機能ではないのですが、私の生活スタイルにおいては大活躍です。
朝の二度寝やどうしても寝過ごせないけど、ちょっとだけ寝たい!
そんなときは「OK Google、20分タイマー」と話しかけると寝過ごすことなく、安心して寝ることができます。
もちろんスマホでもアラームは設定できますが、音声で設定する方がはるかに早いのでよく使用しています!
まとめ
上記にて挙げたように、正直まだまだできないことだらけです。
当然、年々進化していくのでしょうが、もう少し便利に使えるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。
とはいえ、現状でも音楽を聞いたり、Youtubeで動画を再生したり、ニュースを聞いたりと、十分に楽しく使えるデバイスであることは間違いありません。
スマートスピーカーをぜひ使ってみたい!という方は、1台購入してみるのもいいのではないでしょうか。
少しだけ、いつもの生活スタイルが変化するかもしれません。